韓国で、MERS(中東呼吸器症候群)の感染が拡大しています。5日には、韓国保健福祉省は死者4名を含む41名の感染が確認されていると発表しました。

人から人への感染力は比較的弱いと言われているMERSですが、韓国では、約1600人が隔離措置を受けています。今回の韓国での感染拡大は異常だと言えます。日本への上陸も心配されるMERS。どのような病気なのでしょうか?

MERSとは?

MERS(中東呼吸器症候群)は、2012年に初めて確認された、MERSコロナウイルスという新種のウイルスが原因の病気です。
主に中東地域で感染者が出ています。感染源は分かっていませんが、ヒトコブラクダからMERSコロナウイルスが発見されていることから、ラクダが感染源の一つだと考えられています。

世界保健機関(WHO)のデータだと、世界全体で約1185人が感染、MERS関連で少なくとも443人が死亡しています。

致死率は40パーセント程度に上っています。

厚生労働省のHPによると、主な症状は、発熱、せき、息切れなどで、下痢などの消化器症状を伴う場合もあるようです。MERSに感染しても、症状が現われない人や、軽症の人もいますが、特に高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人で重症化する傾向があります。

感染した場合の治療法は?予防法は?

まだ、MERSに対する予防のためのワクチンや治療法は見つかっていません。発症した場合、その症状に応じた治療をするしか手段がありません。予防のためには中東地域に行くのをなるべく控えるしかなさそうです。

もしもどうしても中東に行かなければいけない場合には、

中東に渡航する方へ <中東呼吸器症候群に関する注意>(厚生労働省検疫所)

を参考にして下さい。
特に、糖尿病や心臓病など慢性的な病気を抱えている人は、症状が悪化しやすいので渡航前に医者に渡航の是非を確認するなど、注意が必要です。

厚生労働省は、咳やくしゃみなどの症状が出た時は、速やかに検疫所や医療機関に相談するよう呼びかけています。

【参考】
厚生労働省 MERSに関するQ&A

中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&A

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